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「科学研究研修会」

2019年7月17日 19時31分

令和元年7月7日(日)に愛媛県高等学校文化連盟自然科学専門部主催の「科学研究研修会」を行いました。

昨年度は西日本豪雨のため実施できなかったのですが、今年度は県内の高校から82名の生徒と15名の教員の計97名が松山南高校の階段教室に集まり、熱気あふれる充実した研修会となりました。

 

午前中は松山南高校の重松聖二教頭先生による「課題の発見と解決のポイント」と題した講義・グループ実習が行われました。

身近な現象でありながら、科学的に考察することの難しさが実習を通して理解できたのではないでしょうか。

また、知見に富んだ重松先生の人柄があふれる講義に生徒も教員も引き込まれ、あっという間に90分が経過しました。

課題研究を進めていく上でヒントとなる内容も多く盛り込まれており、参加した生徒の皆さんは、今後自校に戻って課題研究を進めていくために必要な思考力を養うことができたのではないでしょうか。

 

午後は、2019さが総文に出場する5チーム(ポスター発表は松山中央高校化学、研究発表は松山南高校物理・松山南高校化学・今治西高校生物・西条高校地学)が本番さながらに発表と質疑応答を行いました。

3週間後に全国大会を控えており、各チームとも良い練習になったことでしょう。本番での活躍を期待しています。

その後、空き缶とガラスビーカーそれぞれの容器に液体窒素を入れ、その後の様子を観察しながら考察したり、違う学校の生徒同士で交流を深めたりして盛会のうちに終えることができました。